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出向とアルバイトについて

アルバイトの社員を出向させることができるのか、疑問に思っている方がいらっしゃいます。

 

確かに、正社員ではなくアルバイトを出向させて良いものか悩ましいところではあるでしょう。

 

仮に、パートタイム労働者をアルバイト社員として雇用し、別の事業所へ出向させようとしているのであれば、それは可能となっております。

 

アルバイトの場合は非正規社員という扱いになりますが、正規雇用が少数派になり、非正規雇用が6割~9割という会社も決して少なくはありません。

 

少なくともアルバイトの場合、仕事内容や労働条件が入職後に変更になるということは大きな問題なので、出向は不可能であると考えるかもしれませんが、従業員の同意が得られているのであれば、出向はできるのです。

 

ただし、アルバイトなのであれば出向という形を取るのではなく、新たに出向先で雇い入れるという方法が適していると思われます。

 

もし、このような手続きが面倒なのであれば、出向という方法を取るしかありませんが、これは派遣にはならないのです。

 

また、派遣は一般労働者派遣事業の許可を受けなければ行うことができないので、アルバイトの出向は派遣となるのではないかという心配をされる方がいらっしゃいます。

 

確かに、アルバイトはアルバイトとして契約を行ったので、他の事業所へ出向をさせれば派遣になるという考え方は、決しておかしくはありません。

 

ただ、自己が雇用している従業員を派遣先の命令を受けて業務を遂行させているのであれば、それは労働者派遣に当たります。

 

アルバイトであっても、自己が抱えている労働者と説明できるので、アルバイトだから派遣ではないということはありません。

 

つまり、ここでのポイントは、その労働者が派遣先の指揮命令を受けているかどうかが大きな問題なのです。

 

命令を受けないのであれば請負という形になるので、労働者派遣ではないと言えます。

 

もし、アルバイトの雇用について疑問を抱えているのであれば、労働基準監督署に相談をしてみてください。

 

労働基準監督署は労働基準法によって定められた機関であり、労働者を保護に関する監督を行っております。

 

アルバイト社員という理由のみで出向が不可能となるケースはありませんが、出向先での定めに従うことになるため、違法派遣が問われる可能性がないと言い切ることはできないのです。

 

そこで、労働基準監督署を利用して、相談をしてみた方が良いでしょう。