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出向先から戻れないという方へ

出向したのは良いものの、出向先から戻れないということで悩んでいる方はいらっしゃいます。

 

この出向期間は出向元と出向先の会社の取り決めによって行われているので、自分の意志で元の会社に戻れるということはありません。

 

それに、出向の延長によって契約書に定めていることもあるので、長い間出向先で仕事をしているという方は、出向期間が延長となった可能性は非常に高くなっております。

 

しかし、在籍出向の場合は無制限に延長できるというわけではなく、3年~5年の範囲であれば延長をして出向している方はいらっしゃるので、決しておかしなことではないのです。

 

人によって、又は出向の目的によって出向の期間は異なるので、一概に説明することはできないのですが、いつまで経っても出向先から出向元へ戻れないという方は、延長の取り決めがなされている可能性が高くなっております。

 

詳しいことは、出向元の会社に聞いてみるのが良いでしょう。

 

出向に関しては法律でその規定が定められていないものの、10年以上に渡って在籍出向の延長が行われているのであれば、それはおかしいと言えます。

 

10年以上もの在籍出向は一般的な視点からみて、常軌を逸脱していることは間違いありません。

 

そのような方は、今一度出向規定の内容を見返すとともに、出向元の会社で自分がどのような状況に置かれているのか把握することが大切です。

 

気が付いたらそのまま在籍出向から転籍出向となり、出向先の社員となってしまったという方はいらっしゃいます。

 

もし、本人に何の説明もなく転籍出向を命じたのであれば、それは違法扱いになるので、訴えるということもできます。

 

ただし、転籍出向に応じたという場合は、元の会社に戻ることはできません。

 

在籍出向であれば人によって違いはあるものの、一定期間が経てば元の会社に戻ることは可能ですが、転籍出向の場合は出向元の会社とは労働契約は解除されているので、元の会社とは何の関係もないと説明できます。

 

もし、この実態を知らずに転籍出向に同意したという方は、残念ながら元の会社に戻ることは絶対にできないのです。

 

出向先の会社と労働契約が締結されているはずですので、出向先の会社で働き続けるしかありません。

 

さて、在籍出向が長期化していると、自分は戻れないのではないかと心配になると思われますが、在籍出向なのか転籍出向なのか見極めるには、復帰の可能性があるかどうかで判断してください。