トップページ > 出向の契約書

 

 

出向の契約書について

従業員を出向させるという場合は、契約書を交わす必要があります。

 

特に契約書の書き方について定められているというわけではありませんが、必要最低限のことは記載しなければなりません。

 

契約書のテンプレートが欲しいという方は、インターネット上のサイトを利用することによって、ダウンロードすることが可能です。

 

フォーマットを手に入れることができるので、是非試してみてください。

 

ここでは、出向の契約書にどのような内容を記載すれば良いのか簡潔に説明していきたいと思います。

 

ここで説明している以外の事柄も記載する可能性があるので、十分に注意が必要です。

 

①当事者の表示

誰と誰に対する契約なのか、しっかりと記載する必要があります。

 

出向元を甲、出向先を乙として、「甲は乙に対して次の社員を出向させる」「出向社員の氏名 ○○○○」といったように記載すれば良いです。

 

②出向期間の表示

どのくらいの出向期間なのか、明確に表示する必要があります。

 

「平成○○年○○月○○日から平成○○年○○月○○日まで」と記載すれば問題はありません。

 

③出向期間の変更について

出向期間が途中で変更されるという可能性は、十分にあり得ます。

 

そのため、出向期間の延長や短縮を希望する際には、いつまでに申し出る必要があると記載します。

 

④労働時間や休日について

出向社員の労働時間や休日の規定は、どちらの就業規則を適用するのか記載しなければなりません。

 

有給休暇や時間外労働についても、同じように記載していきます。

 

基本的には就業規則は実際に働く出向先のものが適用されることが多いのですが、これは出向元と出向先との取り決めによって成立するのです。

 

⑤休日労働について

出向社員の休日労働が業務上必要な時は、その上限日数について記載する必要があります。

 

⑥契約解除に関する事項

契約を解除するには、法定解除と約定解除があるので、それについての記載をします。

 

⑦給与や賞与の支給について

給与や賞与の支給はどちらが行うのか、はっきりとさせておく必要があります。

 

そして、どちらの規定が適用されるのか同時に記載しなければなりません。

 

給与や賞与に関するトラブルは多くなっているので、契約書での取り決めが必要不可欠です。

 

給与や賞与の詳しい金額についても、明記してください。

 

⑧時間外労働の負担について

出向社員が時間外労働を行った場合、その金額を負担するのはどちらなのか記載します。

 

⑨社会保険や労災保険について

社会保険や労災保険は、どのように計算をしてどちらが負担するのか明記します。

 

⑩連絡について

出向先で出向社員の業務や役職に変更があったという場合は、速やかに出向元へと連絡をしなければならない旨を記載します。