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エリートの出向について

大手企業に就職できてエリート街道を走っていた方であっても、出向の可能性は十分に考えられます。

 

出向といっても、リストラの一環として行われている出向にはならないと思われますが、会社の意向によっては出向が命じられることがあるのです。

 

しかし、エリートの方がいきなり転籍出向となるケースは非常に稀で、多くの場合は親会社と同じ待遇が約束されている在籍出向だと思われます。

 

もちろん、例外はありますが、看板が変わるだけであって、給料が大幅にダウンするという心配はありません。

 

エリートではなくても、労働条件が大きく変わり、労働者にとって不利な条件ならば、出向を拒否することは可能です。

 

労働者には拒否する権利があるので、強制的な転籍出向はできないことになっております。

 

さて、エリートの方が在籍出向を命じられて、他の会社で働くことになる場合は、籍は親会社にそのまま残っているので、いずれ一定期間が経過すれば元の会社に復帰できます。

 

その期間に関しては会社によって異なりますし、出向元と出向先の取り決めによって定められるので、数ヶ月の場合があれば、数年間に及ぶこともあるのです。

 

しかも、出向期間が延長になる可能性も十分に考えられるので、いつになったら元の会社に戻れるかは分かりません。

 

しかし、出世コースにいるエリートが出向になり、子会社の役員や管理職待遇を受けるということはあり得る話で、これは将来の幹部候補にさせるための勉強として出向させているのです。

 

そのため、いずれ元の会社に戻れるということは間違いないでしょう。

 

以上のように、エリートが出向になったからといって、待遇が悪くなったり、役職が格下げになるというわけではないので、心配しないでください。

 

ただし、転籍出向の場合は出向先に転職した形となるので、元の会社に戻るということはできません。

 

在籍出向であれば出向元と出向先の双方の雇用関係が成立している状態を指すのですが、転籍出向は出向先としか雇用関係が結ばれないのです。

 

銀行員の場合、不要な社員を全く関係のない取り引き先に転籍させることがありますが、これは事実上のリストラで、絶対に戻ることはできなくなっております。

 

在籍している会社にもよると思われますが、基本的にはエリートが出向となる場合は在籍出向が多いので、リストラの一環であることは珍しいです。

 

とは言っても、会社の規定によって出向が命じられる可能性があるということを、しっかりと頭に入れておいてください。