トップページ > 出向とボーナス

 

 

出向とボーナスについて

出向中のボーナスはどのような仕組みになっているのか、詳しく知りたいという方はいらっしゃるでしょう。

 

これは、給与がどのように支払われているかで異なるのですが、親会社の基準で月々の給与をもらっているのであれば、ボーナスも親基準となるのが一般的です。

 

そして、子会社の基準で給料をもらっているのであれば、ボーナスも子会社が基準で支払われることになります。

 

企業の規定によって異なる場合はあるのですが、一般的にはこのような仕組みとなっていることが多いと思われます。

 

仮に、月々の給料を双方からもらっており(出向先の給料+補てん)、ボーナスの額が出向先の方が多かったとしても、出向元の基準に合わせるのが普通です。

 

もし、ボーナスを出向先基準でもらいたいと思うのであれば、出向元からもらっている月々の補てん金はなくなると考えた方が良いでしょう。

 

このように、ボーナスはどちらかの企業を基準にして支払われているのです。

 

ただし、たまに毎月の給与が出向元から出ているのにも関わらず、ボーナスの割合が出向先の方が少ないということで、出向先の会社に合わせるという企業があります。

 

これは非常におかしなことで、給与を出向元の基準で算出しているのであれば、同じようにボーナスも出向元の基準で支払わなければならないのです。

 

とは言っても、就業規則にどのように記載されているかは分かりませんし、出向元と出向先との取り決めで、ボーナスの支払い額に関しての詳細が書類として残されている可能性はあるので、これが違法であるとは言えません。

 

出向命令に関して就業規則に定めがあるという場合は、個別の同意を得る必要はありませんが、労働条件が不利益な方へと変更になる場合は同意を得なければならないのです。

 

このようなことがあらかじめ本人に対して説明されており、さらに同意を得られていたのであれば補償する義務は企業にないのですが、規定や説明が一切なく突然ボーナスの変更があったのであれば労働者の不利益に値するので、補償を行う必要があります。

 

以上のように給与を労働者に支払うのと同じように、ボーナスを支払うという場合も事前に説明をする義務が企業にはあるのです。

 

そのため、何の説明もなしにボーナスの判断基準に変更があったり、賞与自体がなくなったという場合は、あからさまに就業規則に違反していると考えることができるので、しっかりと補償を受ける義務が労働者にはあります。