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エースの出向について

以前に流行った大人気のドラマの「半沢直樹」では銀行を描いており、出向がネガティブなものとして捉えられておりました。

 

半沢直樹を見た人は、「出向を命じられたらリストラと一緒」「出向させられる人は仕事ができない」というイメージを持っているはずです。

 

確かに、リストラの一環で窓際社員を出向させるというケースは少なからずあるものの、エース級の人材をより育てるために、他の会社へと出向させることもあります。

 

例えば、「自社にない技術を習得させたい」「期待できる社員なのでスキルアップを図って欲しい」というエースを育てるために、他社や親会社へと出向させるのです。

 

当然のように、このような出向はネガティブなものではなく間違いなくポジティブな出向ですし、将来の会社のことを考えれば一時期エース級の人材がいなくなったとしても、数年後にパワーアップして戻ってくれば確実に会社にとって有益な働きをしてくれるのではないでしょうか。

 

つまり、上司や会社から出向を命じられたとしても、自分が必要ないと切り捨てられたわけではないので、あまりショックを受けないでください。

 

子会社に出向するならばまだしも、親会社へと出向を命じられたのならば、今の会社で働くよりも良い経験になります。

 

企業が取り組んでいる分野の習得を図るためにも、優秀なエースを出向させることがあるのです。

 

また、自社が持っている技術を伝えるために、エースを子会社へと送り込むことも十分にあります。

 

経営が立ち行かなくなった企業を買収し、経営陣を送り込んで今の親会社の技術を伝えようとするのは何も不思議ではありません。

 

その人材としてあなたが選ばれたということは間違いなく期待されている証拠ですし、買収した企業をそのまま放置するわけにもいかないので、利益アップのために優秀な人材を出向させるのです。

 

完全に転籍しているものの、新浪剛史社長は「三菱商事」⇒「ハーバードMBA」⇒「ローソン社長」という経歴を辿っております。

 

他にも、人材交流を目的とした出向もあり、社員を送ることで取り引きを円滑に進めたいからこそ実施しているのです。

 

ドラマの半沢直樹で語られているのは、余剰人員の削減や不祥事の責任を取る形での出向なので、「出向=イメージが悪い」と考えている人が多いのではないでしょうか。

 

しかし、このページで説明したようなポジティブな出向も今現在では行われているので、今一度出向に対する考え方を改めてみてください。